月の舟

東方の二人の神様~雷神・風神様をあれこれ想う~東方神起応援ちゅう

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未来は誰にもわからない  (3)

  1. 2012/03/28(水) 16:32:00|
  2. 小話
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チャンミンの激しい拒否に一瞬、ユノは

たじろいだ。

こっちを振り向きもせず、ベットに潜り込んでしまった。

「チャンミナ、寝る前に着替えないと

おまえ汗びっしょりだぞ」

「・・・あとで着替えます、出て行ってくれませんか?」

向こうを向いたままチャンミンが答える。

「何言ってる?いますぐ着替えろ、手伝ってやるから」

これで拒否されたらしばらく一人にしておこうと思ったが

返ってきた応えは意外なものだった。

「わかりました、お願いします」

「ああ、ちょっと待ってて。タオル持ってくるから」

チャンミンの気が変わらないうちにと急いで洗面所に

バスタオルを取りにいく。

かえってみると、チャンミンは起き上がり、ベットに腰かけていた。

「チャンミナ、脱いで、うしろ向いて」

そういうと素直にシャツをぬいで後ろを向く。

ほっとしてユノは汗でびっしょりぬれている背中を

拭きはじめた。

「じゃ、こっち向いて」

無言のままチャンミンが振り返り、ユノは首筋から

拭こうとして手を伸ばしたが、其処にあるものをみて

手が止まった。

キスマーク?

チャンミンの首筋に紅い痣。どう見ても虫刺されなんかじゃない。

激しく動揺している自分にユノは驚く

そうだ、彼女がいてもおかしくない、ギュラインと遊んでた

わけじゃなく、彼女が出来て一緒にいたとしても

おかしくないじゃないか、現にじぶんだってそうなのだから。

だけど、それを祝福してやる心境には全然なれない。

寂しいのか、悔しいのか何だかいろんな感情が一気にユノを

取り巻いて・・・でもただひとつ嫌だと思った。

チャンミンをとられるような気がして、そしてチャンミンが自分以上に

心を許す相手がいるなんてこと絶対嫌だと思ったのだ。

「ユノヒョン?」

手がとまったままのユノをいぶかしむ様にチャンミンが見上げてきた。

その眼を見たとき、ユノは自分がリジに何を求めていたか

すとんと理解した。そうだ、リジは似ていたのだ、出会った頃の

チャンミンに。まだ、幼さが残る彼に俺は

プロ意識を持たせるために、時には一番厳しいことを

言ったし、私生活にも干渉した。

それなのにヒョン、ヒョンと慕ってくれて後を付いて来た。

怒ったり、笑ったり、よく泣いたり

表情豊かだったチャンミン。

俺は昔のチャンミンをリジに見ていたのか、

気がつくと いつも彼の視線を感じていた、あの頃。

かわいいマンネを大事に想っていたあの頃―

ポッカリあいた穴を本当はチャンミンに

埋めて欲しかったのだ。

 

 

 

続く


 
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